解体前に確認したい境界と越境|塀は誰のもの?
解体工事の前に確認すべき境界標・塀の所有者・越境物について、トラブルを防ぐポイントを静岡県島田市の解体業者が解説します。
公開日: / 更新日: / 執筆:株式会社AMT
解体工事で意外に多いのが「境界」をめぐる行き違いです。塀がどちらのものか分からない、屋根や樹木が隣地にはみ出している——着工前に確認しておくと、後々のトラブルを防げます。
この記事の要点
- 着工前に境界標の位置、塀・フェンスの所有者、屋根や樹木などの越境物の3点を確認します。
- 境界線上の塀は共有物とみなされることがあり、勝手に撤去せず隣家と話し合って決めます。
- 境界標を壊すと後の測量や売却で困るため、着工前に位置を確認し、見つからなければ測量を先に行う場合があります。
解体前にまず確認したい3つのことは?
境界標(杭・プレート)の位置、塀・フェンスの所有者、そして屋根の軒先や樹木の枝などの越境物の3つです。
- 境界標(杭・プレート)の位置…敷地の角にある金属プレートやコンクリート杭。土に埋まっていることもあります
- 塀・フェンスの所有者…自分の敷地内か、隣地か、共有か。共有の場合は隣家の同意が必要です
- 越境物…屋根の軒先、雨どい、樹木の枝、室外機などが隣地に出ていないか(電柱・引込線の扱い)
塀が「共有」だった場合はどうすればよいですか?
勝手に撤去すると大きなトラブルになるため、隣家と話し合って撤去するか残すかを決めてください。判断が難しい場合は土地家屋調査士や自治体の相談窓口の利用も選択肢です。
境界線上に建つ塀は、双方の共有物とみなされることがあります。この場合、勝手に撤去すると大きなトラブルになります。隣家と話し合い、撤去するか残すかを決めてください。判断が難しい場合は、土地家屋調査士や自治体の相談窓口の利用も選択肢です(ブロック塀の撤去)。
越境している場合はどうすればよいですか?
解体すれば越境は解消しますが、隣地の樹木や構造物が越境しているケースもあります。解体後に売却・活用する予定なら、この段階で整理しておくと後が楽です。
解体すれば越境は解消しますが、逆に隣地の樹木や構造物が自分の敷地に越境しているケースもあります。解体後に更地として売却・活用する予定なら、この段階で整理しておくと後が楽です(解体後の土地活用)。
境界標が見つからないときはどうすればよいですか?
当社では着工前に境界標の位置を確認し、必要に応じて写真で記録します。見つからない場合は、測量を先に行うことをおすすめするケースもあります。
解体作業で境界標を壊したり見失ったりすると、後の測量や売却で困ります。そのため当社では、着工前に境界標の位置を確認し、必要に応じて写真で記録します。見つからない場合は、測量を先に行うことをおすすめするケースもあります。
隣家が近い場合はどのように解体しますか?
境界ぎりぎりまで建物があると重機を大きく振れないため、手壊しの併用や小型重機の使用で隣家を傷つけないよう進めます。
境界ぎりぎりまで建物がある場合は、重機を大きく振れません。手壊しの併用や小型重機の使用で、隣家を傷つけないよう進めます(狭小地の解体/騒音・振動・粉じん対策)。
まとめ
境界の確認は、解体を機に一度きちんとやっておく価値があります。「塀が共有かどうか分からない」という段階でもかまいません。現地で一緒に確認しますので、お気軽にご相談ください(トラブルと防ぎ方)。
出典・参考(公的機関)
